略してストキャスとも。

前回はオシレーター系の人気の指標RSIについて書きましたが、今回もオシレーター系の代表的な指標ストキャスティクスについてご紹介させていただきます。
この指標は1950年代後半にアメリカのチャート分析家 George Lane(ジョージレーン)氏によって考案された、逆張り系の投資で多用される代表的な指標になります。
内容的にはRSIと似ている
この指標は逆張り系の投資でよく使われるというように、RSIと同様にもち合い相場の時に売られ過ぎ、買われ過ぎを判断する代表的な指標になります。
初心者の方は是非マスターしておきたい指標の一つです。
具体的には、現時点での価格を過去にさかのぼりその時点までの一定期間内の高値と安値を相対的に比較し、買われすぎか売られすぎかを判断するための指標になります。
ストキャスティックスの基本となるラインは「%K」(パーセント・ケイ)、「%D」(パーセント・ディー)、「Slow%D(スローパーセントD)」の三種類があります。
よく、一般的な解説書では%Kと%Dを用いて、25%以下でのゴールデンクロスなら買い、75%以上でのデッドクロスであれば売りのシグナルということで書かれていますが、%Kはダマシが多いので、%DとSlow%Dを利用した「スローストキャスティクス」も一緒に見ていくことをおすすめします。
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%K=(今日の終値-過去n日間の最安値)/(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)
%D=(n日間ストキャスティックスの分子のm日移動平均)/(n日間ストキャスティックスの分母のm日移動平均)
Slow%Dは%Dを3日間、あるいは5日間の移動平均になりより、チャートのラインがなめらかになる。
この指標は最初に書いたように、オシレーター系の指標になりますので相場がもち合いの時に、威力を発揮し、トレンド系の相場のときにはその恩恵にあずかれません。ハッキリとした上昇トレンドや下落トレンドが出ているときは、このストキャスティクスはチャートの上下に張りついたまま全く判断材料になりえなくなります。
また、この指標を使っている際は逆張りの投資手法を用いるケースがほとんどなので、なるべく利益確定は早めに行うのがよいでしょう。判断が遅れるとすなわち利益確定が遅れることになり、そのことは損失につながることを覚えておいて下さい。
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