戦争やテロは為替相場を大きく動かす要因になる
早いもので、あの9.11から10年が経とうとしています。
ニューヨークのワールドトレードセンタービルにジェット機が突っ込んでいくシーンはショッキングで、またその後のビルの崩壊は実際に起こった出来事だとは到底思えないものでした。
この9.11の世界同時多発テロが起きたとき、ドルが暴落しました。
これはだれも予測できなかった事です。このようなテロ、また中東での紛争などが為替レートを動かす要因になることがあります。
これまでお伝えしてきた、要人発言や経済指標とともに国際情勢というのもFX取引をする場合は、注意が必要な事柄になります。
世界危険情報はチェックしておこう
9.11のような突発的なテロは一般の人はなかなか予測が出来ません。しかし、世界には常日頃情報を収集しておくと、ある程度国々の政情などがつかむことが可能です。
中東などはとくに、政情不安定な国が多いので日頃から注意が必要で、イランなどの核開発問題の時なども為替レートを動かす要因となっているので、国々のかかえる政治的、経済的な問題をある程度把握しておくことは、突発的な対応が出来ないものは除いてある程度は事前に対処できると思われます。
それである程度判断できる材料として、世界危険情報というものがあります。外務省などのホームページには海外安全ホームページというものがあり、現在危険な国に関する情報を知ることが出来ます。
これは本来、旅行される方や海外赴任される方のための情報なのでしょうが、国際情勢を知るには非常に役立つ情報です。
外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
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