この自由化による多くの業者参入と、少しでも投資を試みたいという個人投資家が一斉にFXの世界になだれ込んだ事が多くのトラブルをまねいた事になります。

国の方も、この外為法に関わる法的な整備が十分になされないまま法改正を行ってしまったのもトラブル多発の大きな原因になったように思います。

これにより、２００５年に改正金融先物取引法が成立し、粗悪な業者を取り締まる意味も含め、FX業者には国に登録しなければいけないという義務があたえられ多くの粗悪な業者が淘汰されていきました。

国の方も対応が遅れたという向きもあるかもしれません。

この改正金融先物取引法が本来の個人投資家の呼び水になったように思います。それまでに強引な取引を進めたりする悪質な業者が法律の整備により、排除され一般投資家の間にも安心してFX取引ができる雰囲気ができてきたようです。

ここまでの事をふまえ、FXが色々な投資のなかで人気がある理由を考えてみました。

①大きな利益が期待できる。
②少ない資金でも取引できる。
③悪徳業者が少なくなり安心して取引ができるようになった。

このような事があげられると思います。そこには、外為法の改正と、改正金融先物取引法の成立が個人投資家にとって大きな転機になったことは今回見てきたとおりです。

昔日本ではは、少し金融商品に興味があったりして先物取引をしていたりすると稀有の目でみられるむきがありましたが、いまや数ある金融商品のなかで、投資に興味がある初心者がまずFXから始めるという例が大変おおくなってきています。

貯蓄だけではこれから先の世の中、生活の防衛には厳しいものがあります。初心者にもこれだけの門戸が開かれたFXの世界にあなたも足を踏み入れてみませんか？