1998年の外為法改正がひとつのきっかけに
FXという言葉が一般の人達の間でも聞かれるようになったのはいつごろからでしょうか。
よく聞くのは、1998年に外為法が改正になって外貨が一般の人でも自由に取り扱えるようになったのが一つ一般の人達へ知れ渡る最初の起源のように思います。これを機に、金融機関をはじめ色々な企業がFXに関する商品を開発しはじめました。
しかし、外為法改正後すぐにFX取引が今のように加熱したかというとそうではありません。
現在のようになるまでには、色々なトラブルがそれはそれは沢山あったようです。
ではいつごろからこのFXの加熱がスタートしたか?
Google Insight for Searchで調べてみた
簡単に調べられる方法として、GoogleのInsight for Searchがあります。これを使って少し調べてみました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このInsight for Searchは2004年からしか過去の分は調査ができません。
とりあえず、2004年から「fx」、「fxとは」、「fx比較」というFXに関して検索する際、使用されるであろうキーワードを入力して調べてみました。
上のグラフを見て頂くとお分かり頂けると思いますが、2007年の後半ぐらいから急激に「FX」というキーワード検索が増加しています。
2008年になるとその勢いがそのままグラフを押し上げて2008年の後半が一番のピークになっているのが分かります。
その後、2009年に入って徐々に下降して行っているようです。おそらくこれぐらいの時期に、加熱したFXブームにのって多くの方が莫大な利益を得て、一方ではそのまた逆の莫大な負債を抱えたかも続出し、幾分熱がさめたのではないかと思われます。
しかし、冷めつつありそうなFX人気ですが街中の書店やネットの経済、金融サイトなどにはFX関連の商品広告や書籍が並んでいるのが目につきます。
いまだその熱冷めずと言ってよいでしょう。
一度ヤケドをした人なども、FXについて再度学び、また新たにFXを始める人なども十分な知識を得られるようになってきているので、一時期のFXブームからするとかなり成熟した様相をここ最近は呈しているようです。
しかし、やはりこの大不況の昨今、FXをギャンブルや賭事のように思ってやられる方もいまだにいるようです。間違った知識で、始めると最後に痛い目にあうのは自分自身なのです。
3年前、4年前にくらべ現在はFXに関して十分過ぎるほどの情報が手軽に入手できます。これから、FXを始められる方は、それらをしっかり自分のものにして、正しい知識をもってFXにチャレンジしてください。
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