各種移動平均線を描いて、交わる点が出たら注目!

チャートの見方も今回で5回目になります。
初心者のみなさんはチャートから色々な情報を読み取りトレンドをつかめるようになられたでしょうか?
前回にも書きましたが、まずは毛嫌いせずに場数を踏んでチャートになれる事が大事です。毎日少しでもいいですから、チャートをながめ自分なりにポイントを決めてチャートから何かをつかみとる訓練をしてみてください。
さて、今回はトレンドラインや移動平均線の話のさらに進んだ部分についてお話しさせていただきます。
ゴールデンクロスとデッドクロスについてです。
重要なチャートからのサインであるが、これまた絶対ではない
移動平均線を短期、中期、長期とチャートに引いていったとき、ある箇所で短期移動平均線と中・長期移動平均線が交わる箇所が出てくるケースがあります。
この時、下にある短期移動平均線が中・長期移動平均線を上回り追い抜いた点を、ゴールデンクロスと呼んで買いの大きなサインとされています。
要するに、トレンドが上昇に転じる傾向にあることをこの移動平均線たちが教えてくれているのです。
これとは逆に、上にあった短期移動平均線がジリジリ下降してきて、ついには長期移動平均線に届いてそのまま下へ向いて突き抜ける状態をデッドクロスと呼びます。
このサインが出たら、トレンドが下降したとみなされ売りの大きなサインになると言われています。
この2つのサインはトレンドを掴み売買の判断をするには重要なものであることは間違いないですが、これも絶対ではないことを頭に入れておいて下さい。
ゴールデンクロスが出たから買いだとか、デッドクロスが出たから売りだと紋切り型に覚えておくと時としてそのサインが本来の売買を指し示すサインではなかったと言うケース出てきます。
所謂、「だまし」と呼ばれるものです。
よくみられるのが相場がもち合いの状況にあるときときとして、ゴールデンクロスが出現する時があります。もち合いの場合は長期移動平均線はある程度一定の値で、あまり動かないので、ここに短期移動平均線が短期的な値動きで急激な動きを見せ、クロスするケースが出てくるのです。
しかし、相場そのものの状況はもち合いであることは変わらず、トレンドが上昇に変わったことにはなりません。
ですから、チャートにゴールデンクロスやデッドクロスが出たからすぐ買いだとか、すぐ売りだということではなくしばらく相場の状況をみて売買の判断をするほうがよいと思います。
よくこの辺のレベルまできた初心者の方は、チャートで最初に学んだ、上昇トレンド、下落トレンド、もち合いという3つのパターンを忘れてしまい、単に移動平均線を描いてゴールデンクロスが出た!と焦って買いに走り損失を出すという事があるようです。
ゴールデンクロス、デッドクロスはトレンドを判断する材料の一つに過ぎません。
大事なのは、まずは現在のトレンドがどのような状況にあるかを把握することが重要になってきます。
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