日本円を扱う場合当然重要なファクターとなる
ここ数回は、要人発言、各国の経済指標、アメリカ、ユーロについての相場を見極めるための基本的なことをお伝えしてきました。
そこまで押さえておいて、大丈夫か?と言われても困りますが、一番大事なものを忘れてもらっては困ります。
そうです、日本の経済指標です。
FXをやるのであれば、どうしても米ドル-円、ユーロ-円といった取引が多くなってくると思います。
そうなれば当然、日本の経済指標につても押さえておく必要がありますし、また日本初の経済指標により相場が動きますので注意深く見ていく必要があります。
日銀短観は絶対にはずせない
FXをやられる方だけではなく、ビジネスマン、また町工場の経営者の方と多くの人が注目する日本の経済指標に日銀の短観というものがあります。
テレビのビジネスニュースや、新聞の経済欄などで目にされた事がある方も多いと思います。
前回お伝えした、ドイツのIfo景況感指数と同様に日銀の短観は現在の日本に企業の景況感を知るのに非常に重要な指標になります。
日銀が各企業に対し直接アンケートを取ったものなので、日本のマーケットを知るには一級のデータと言えると思います。
アンケート調査は毎年、年に四回行われ4月、7月、10月、12月にそのデータが発表になります。直近の日本経済、日本企業の状態を知ることが出来る最も重要な経済指標といえるでしょう。
この日銀の短観については色々なサイトでその数値の見方について意見が述べられています。
FXの初心者の方は、まず色々な経済指標を見る前に、このわが国日本の最重要経済指標、日銀の短観についてのデータの見方を勉強されるのもFX取引にとって大きな意味をもってくるのではないでしょうか?
戦うにはまず己を知るというような事でしょうか?
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