為替レートは様々要因の需要と供給により決定づけられる
前回は、基礎の確認ということで円高・円安について書かせていただきました。
毎日のニュースでは、ニュースが終わる間際いつも円相場の情報が流れます。
そこでは、何円何十銭円高になった、円安になったとアナウンサーが原稿を読み上げます。
このブログでもこの円高になる要因、円安になる要因については何度かふれてきたかと思いますが、前回のエントリーに引き続き、この円高や円安になる基本要因をもう一度確認させて頂きます。
需要と供給の意思決定要素を見極める事の大事さ
これまでに学んできたように、FXで利益を出すためには相場がどのように動くか的確に予測していくことが大変大切になります。
そこで、為替レートが円高になったり円安になったり変動するのはなぜでしょうか?あまりに基本的なことなので、拍子抜けされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それだけ大事な基本事項なので再度確認させて頂きます。
現在の為替相場は変動相場制というシステムが導入されています。学校で習われたので、記憶がある方もいらっしゃるかと思います。
この変動相場制とは、各国の通貨間において固定的な交換比率が存在せず、 相場が需要と供給に応じて変動する為替相場のことです。
これは通常の商売と同様に「売りたい人」と「買いたい人」のバランス、需要と供給の関係によって成り立っているように、為替レートもその需要と供給によって変動するということを示しています。
「沢山の人が売りたければ、値段(為替レート)は下がり」「あまり売りたい人がいなければ、値段(為替レート)は上がる」、逆に「多くの人が買いたければ、値段(為替レート)は上がり」「買いたいという人が少なければ、値段(為替レート)は下がる」という動きを一般的にします。
しかし、実店舗で商品を売ったり、サービスを提供するのとは違い、FXは、世界中の様々な市場で取引が行われているので、その需要と供給の把握が非常に難しくなってきます。。
それからこれまでに勉強してきたように通貨の売買の意思決定にも色々な要素が複雑にからみあい、投資家によってどの要素を重視して意思決定をするのかが、各自違ってきます。
そのことが、為替レートの変動を予測するのが難しいと言われる理由でもあり、またFXをやる上での一番のポイントとすべき点だと思います。
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