これは何を意味するかというと、一時期FXの業者が過剰に増加した際、顧客から預かった証拠金を他の資金に回したり、また経営が杜撰で破綻したりした会社がありました。

しかし、このくりっく３６５をあつかっている会社はそのようなずさんな経営をしている会社はなく、仮に万が一取り扱い業者が破綻などしても、投資家の資金は全額保護されることになっています。

なので、その分安心度は高いと言えます。

その他にもこのくりっく３６５には色々なメリットがあります。

従来であれば業者によって異なっていた為替レートが、くりっく３６５では一本化されていますし、マーケットメイク方式と言うシステムを採用しているので投資家にとって最も有利な売買価格が提示されますし、また税制面でも大きなメリットがあります。

会社の社長さんなどがFXをやっていると、税理士さんや会計士さんがこのくりっく３６５をすすめるのはよく耳にする話です。

しかし、いいことばかりではありません。

よくこのくりっく３６５のデメリットで上げられるのが、現在店頭業者では当たり前になっている売買手数料無料が、このくりっく３６５では手数料がかかります。

しかし、そのようなことよりももっと大きな問題がこのくりっく３６５にはあります。初心者の方は一度ご自身で調べて頂くとお分かり頂けると思いますが、このくりっく３６５は通常の店頭取引と比べるとシステム障害による取引停止というのがこれまでにかなりの回数起こっています。

取引を一本化することにより、通信上の障害によるものなのか、システム上の欠陥によるものなのか素人にはなかなか判断がつきにくい所がありますが、この事実はFXをやるものにとっては大きなデメリットになるように思います。

初心者の方で最低取引通貨が一万通貨単位だとか、公的なFXだからとかいうことで検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自身が最終的にどのようにしたいか確認して、またこのくりっく３６５をやるにあたってメリット、デメリットをしっかり理解して始められることをおすすめいたします。