その真面目なサラリーマンの男性は若い頃から、贅沢はせず、酒もタバコもギャンブルも全くやることなく、とにかく貯蓄が趣味みたいな方のように書かれていました。

そんな生活をもう２０年近くやってきているのです。

そしてある時、このまま毎月貯蓄して行ってもたかが知れていると、本人が気づき投資に目覚めたようです。

しかし、書店に並ぶFX関連の書籍を貪るように読んでいると、その方の性格なのか悪いことばかりが気になって頭に残ってしまわれたようで…。大損したとか、ようやく利益が出たのが一瞬で消えて無くなったとかとにかく、そのようなマイナス面ばかりが彼には目についたようです。

それはそうでしょう。それまで、食べたいものも食べず、やりたいこともやらずに只々毎月貯蓄に励んできた人が、いきなりFXで身銭を切れるか？というとそう簡単にはいかないように思います。

その相談を受けた専門家の方は、その方に次のようなアドバイスをされていました。

まずは、最小取引単位でFXを体験されてみては？という内容です。


以前はFXの最小取引単位はだいたい１万通貨単位でしたが、最近はその１０分の１の1000通貨単位でも取引OKな業者も出てきています。

私は知らなかったですが、最近は１００通貨単位でもOKというところがあるらしいですね。

で、前述の貯蓄魔の男性はこのような少額の通貨単位での取引からFXに入って行かれるとその雰囲気や取引にもなれて、通常のといったら変ですがFXの取引に移られると良いかと思います。

このサラリーマンの方と同じような方がきっと世の中にはいらっしゃると思いますので、初心者の方で今一歩が踏み出せない方は、今回ご紹介したような方法で最初慣れるのも一つの方法かと思います。