格言シリーズ第二弾・基礎編
This is a LOT of computer monitors / Wesley Fryerひょっとすると、これからしばらく格言シリーズが続くエントリーになるかもしれません。w
前回、ナンピンのエントリーで格言に触れていて急に思い出したように様々なエントリーネタが湧いてきました。
今回は初歩的なものからまた一つ格言をご紹介したいと思います。
◆今日の格言◆
「利食い急ぐな 損急げ」
はい、もう一度、ご唱和下さい。
「利食い急ぐな、損急げ!」
ありがとうございます。m(__)m
これは、初心者の方でもご理解頂けると思いますが、続きのほうで少し詳しく触れさせて頂きます。
急ぐのは利食いより、損切りということ
もうこのブログでも何度もお話してきたと思うのですが、やはりFXの必勝法では損切りは大変重要です。失敗している人の多くはこの損切りのタイミングを間違って、大きな損失を出している人が大勢います。
まさに、そのことを諌めるのにピッタリなのがこの格言でしょう。
初心者の方で、まだチャートがよく読めずに相場が下げに入っているのに、ポジションを手放すのに躊躇して、要するにまた値が戻るとの希望的観測で相場を注視していたら、ほかのベテラントレーダーが一斉に損切りをして、相場が値を戻すどころか一層値を下げてしまって傷口を広げてしまう・・・・。
よくある話ですね。
最悪なのが、マージンコールやロスカット・・・にという惨劇がいきなりビギナーの身に降りかかる・・・。(T_T)
下げ相場の時に、一斉に損切りが入ると初心者の方が驚かれるような急激な下げ方をする時があるんですね。
気づいた時はもう遅い!
初心者の方が損切りを躊躇したらダメです。とにかく「損急げ」です。
また「利食いを急ぐ」のも初心者にありがちなミスですね。しかし、私はこれは初心者のうちはあまり気にしないでいいと思います。
確かに上げの相場を読むことが出来ず、一時的に相場が下げてすぐに利益を確定したい心理はわかります。しかし、その行動では損失は出ることがありません。
FXでは損を最小におさえ、利益を最大にするのが一番ベストですが、それをFXを始めたばかりの初心者がいきなり出来るとは思えませんし、あまり思わない方がいいと思います。
思っていると、思わぬ落とし穴が待っているのがFXです。
ですから、今回の格言「利食い急ぐな、損急げ」は初心者の方はまず、「損急げ」に重点をおいて実践してみてください。
と言っても、言葉通りに実践するのは実際の取り引きではなかなか難しいものです。
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