格言シリーズ第三弾・基礎編
Lincoln Memorial - Washington, DC / Mo Kaiwen 莫楷文思い立ったが吉日w、っと言うことで前回に引き続き格言シリーズを続行させて頂きます。
前回は「利食い急ぐな、損急げ」という格言をご紹介したました。
私の解釈というか、私の初心者の方むけのメッセージとして「利食い急ぐな」よりも「損急げ」に重きを置いた方が良いとの見解を述べさせて頂いたのですが、これは守りを重視したモノと言えます。
野球、サッカーなどに代表されるように、守りがしっかりしてないと試合に勝つ事が難しいスポーツが沢山ありますが、FXはスポーツではありませんが、守りがしっかりしてないと勝てないというのは全く同じだと思います。
しかし!守りだけでは勝てないのも事実です。
今回はそのことを表した格言を一つご紹介したいと思います・・・・、が・・・・。
攻めも大事であるが、今回の格言を胸に散っていった人も沢山いる
今回ご紹介する格言は「損せぬ人に儲けなし」というものです。
これもよく目にしたり、耳にする格言ですね。ビジネスや商売の世界でもよく聞く言葉です。
これは、FXをやられてない方でもご存知の方は多いと思います。
商売などの原則ですが、まず投資=損(リスク)をとらないと利益は生まれないということですね。
昔から言われている言葉です。
そして、これまでにもこの言葉を聞かされ、また見て一念発起して商売を始められた方は数えきれないほどいらっしゃいます。
その中で成功した方はどれぐらいの割合いるのでしょうか?
きっとかなりその割合は低いと思います。
しかし、その数少ないなかにも成功を手にした人はかなりいらっしゃることも事実です。大きな投資=リスクをとって、莫大な利益を手にする・・・・そんな理想的な結果になられた方も沢山いらっしゃいます。
しかし、その絶対的な成功を手にされた方と失敗された方の数は比較するまでもないですが、失敗された方の数が圧倒的に多いと思われます。
また、成功された方の中にも、初めてのチャレンジで莫大な利益を手にした方もいらっしゃるかもしれませんが、成功を手にされた方の多くはそれまでに何度も失敗された方のほうが多いはずです。
ここなんです!!
大事なのは、ここだと思います。
色々なサイトを見ると、この格言に関しては額面通りにある程度のリスクをとらないと、利益をてにすることは出来ないみたいな書き方をされている所が多いですが、確かにそれは事実だと思います。
またFXで大きな利益を手にされた方のほとんどは、相当額の投資をこころみて、そのリターンとして莫大な利益を上げられている人がほとんどです。
「損せぬ人に儲けなし」という格言を、ある程度のリスクをとって取り引きしないと、儲けはないよというふうに取られている方が多いようですが、確かにそれは事実ですが、そのことがこの格言の本質ではないように私は思います。
先ほど私は、商売、ビジネス、そしてFXとなににつけても「成功を手にされた方の多くはそれまでに何度も失敗された方のほうが多いはず」書きましたが、今回の格言の「損せぬ人」の部分を「失敗せぬ人」に置き換えてみて下さい。
損せぬ人に儲けなし
↓
失敗せぬ人に儲けなし
私は今回の格言の裏に隠れたエッセンスにこの「失敗せぬ人に儲けなし」という(なかば私が勝手に作り上げてしまった格言ですが)この事が含まれているように思います。
「損せぬ人に儲けなし」を額面通りに、資金的なリスクをとらないとFXは儲けに繋がらないよというのもアリだと思いますが、少し言葉の解釈をかえて失敗しない人、失敗した事がない人・・・うーん、挫折を知らない人と言い換えた方がもっと良いでしょうか?・・・・そんな人は本当の儲けを手にすることは出来ないよってかんじに私は受け取っています。
しかし、世の中には連戦連勝の無傷で莫大な利益を上げている人もいらっしゃるようですが、全ての人がそのようになれるとは思いません。
1度や2度の失敗で終わりではない事を初心者の方は知って欲しいと思います。
そのためには、前回の話にもつながるのですが、ことFXの世界では1度や2度の失敗で息の根が完全に止まってしまう方がいらっしゃいます。www
ディフェンス、守備、損切り・・・・これが非常に重要なんです!
息の根が完全に止まらないようにして、失敗するのはまだ復活のチャンスがあります。
その時に、今回の「損せぬ人に儲けなし」をもう一度思い出してみて下さい。
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